どうしてマーケティングではターゲットを一人に絞る必要があるのか?

こんにちは、阿部隆宗です。

今日はターゲットを絞らなければいけない理由について解説します。

ターゲットを絞るのはマーケティングの基本原則

マーケティングの基本原則の一つが、ターゲットをただ一人に絞ることです。

正確には、あるプロモーションを作るとき、つまり集客したいときは、
大まかな属性としてくくったターゲットのうち、ただ一人の人物像に集約させるということです。
それをペルソナといいます。

しかしこれは一般的な常識、直感とは反することです。

経営者は当然多くの人を集客したいと思っています。
よって、できるだけ多くの人をターゲットにしてプロモーションを作ります。
ターゲットを絞ることは、多くを集客したい欲望に、直感的に反してしまいます。

しかし実際にそうしないと売れないのです。

なぜなら現代は商品が溢れすぎているからです。
世の中のありとあらゆる企業が商品を供給し、それが飽和しています。

消費者は情報洪水に飲み込まれている

企業から見れば自社が作った商品はオンリーワン。
素晴らしいものでしょう。

消費者から見れば何が違うか分かりません。
商品の津波に飲まれて頭の中は混乱しきっています。

その中でどうやって自社商品を選んでもらえばいいんでしょう?

消費者の立場に立ってください。

欲しいのは安い商品でしょうか?
それとも最高の品質の商品でしょうか?

違います。

自分にピッタリの商品です。

どの商品が「自分のための」商品なのか、それを知りたがっているのです。

絞るという表現が悪い

絞るというから経営者の直感的に反してしまうのかもしれません。

こう考えてください。

ピンボケした写真では何の魅力も伝えられません。

そこに美人が映っていたとしても、
人類史に残るような建築物が映っていたとしても、
UFOが映っていても、

ピントが合っていなければ何も分かりません。

商品を売りたいなら、ピントをあなたの方で合わせてあげてください。
消費者の方で勝手に合わせてくれるだろうなどと考えないでください。
自分の身に置き換えてください。
あなたはわざわざそんなことをしたいでしょうか?

無数にある商品群の中からベストなものを選ぶとき、
あなたは何の労力も時間もかけないのでしょうか?

やらなければ選ばれないだけです。